阪神・藤浪 5年連続減俸で契約更改「1勝しかできなかったので」 来季は先発で巻き返し期す

[ 2020年12月16日 12:43 ]

契約更改を終え会見する阪神・藤浪晋太郎=甲子園
Photo By 代表撮影

 阪神の藤浪晋太郎投手(26)が16日、西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、300万円ダウンの来季年俸6000万円でサインした(金額は推定)。5年連続の減俸となった右腕は「1勝しかできなかったので、満足いくものではなかったけど、(シーズン)後半は感触として良いものはあったので、来季に生かせるように」と振り返った。

 8年目の今季は8月21日のヤクルト戦で2年ぶりの白星。1勝に終わったものの、9月下旬からは中継ぎに配置転換されフル回転。球団最速を更新する162キロをマークするなど、ファンの心を揺さぶるパフォーマンスも見せた。終盤は先発に復帰し、シーズン最終戦となった11月11日のDeNA戦では5回無失点と来季へ手応えをつかんで終えた。

 球団からは12年ドラフトで同期入団の北條と「チームを盛り上げてもらいたい」と伝えられたといい「(後半)良かった感覚を数字として表せるように」と先発で挑む来季の巻き返しへ決意を新たにした。

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