本田圭佑「僕はビジネス視点」 新庄剛志氏の球界オファーなしに私見「面白い球団が出てこないのは残念」

[ 2020年12月16日 12:32 ]

新庄剛志氏(左)と本田圭佑
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 ブラジル1部ボタフォゴの元サッカー日本代表MF本田圭佑(34)が15日、自身がパーソナリティーを務めるニッポン放送「NowVoice」(火曜後8・00)に出演。新庄剛志氏(48)がプロ野球界への現役復帰を断念すると発表したことに「面白い球団が出てこないのは残念」などと私見を語った。

 阪神や日本ハムで活躍し、メッツなど大リーグでもプレーした新庄氏。プロ野球で15年ぶりの現役復帰を目指し、7日の12球団合同トライアウトに参加し、背番号1の日本ハム時代のユニホーム姿で躍動した。シート打撃では4打席に立ち、最終打席で左前適時打を放つなど存在感をアピールした。

 本田は「プレーとしてはヒットも打って結果も出してるというところではオファーがあってもおかしくなかったっていうことですよね」と切り出し、「僕はビジネス視点でも考えてしまうからなんでオファーを出さへんのか理解できないですよね」とコメント。

 「何を言っても賛否両論があるんで、恐れずに言うとスポーツは見てる人がいなかったら成り立たないんですよ。見世物であるべきだし、多くの人に影響を与えるために毎日過酷なトレーニングに耐えてスキルを磨いていくわけで」と持論を展開し、「新庄さんはお客さんをたくさん呼べる人なわけですよ。いろんな人が“見たいな”と思うわけですよ。それを競技の能力視点だけで片づけてしまうのはあまりにも偏った意見だと思ってます」と語った。

 続けて「むしろ、『活躍できないと意味がない』っていう意見の方がマジョリティーだと思うんですよ」とも。さらに「だからこそあえて言いたい」こととして、「新庄さんみたいな人にオファーを出さないという球団の意見もあるんでしょうけど、面白い球団が出てこないのは残念やと思いますね」と話した。

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2020年12月16日のニュース