160キロ“豪腕”西武・平良、先発ローテ入りを熱望 新人王も「獲りたい」

[ 2020年11月20日 05:30 ]

ガッツポーズする西武・平良(球団提供)
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 最速160キロ右腕の西武・平良が来季の先発ローテーション入りを熱望した。カーミニークで秋季練習中の剛腕は「先発をしたい気持ちはあります。オフの調整も球数を多く投げ先発のような調整をしたい」と明かした。

 2年目の昨季に中継ぎでデビューし、158キロを計測した。今春キャンプで一度は先発を志願。実戦で結果が出ずに希望はかなわなかったが、今季チーム最多の54試合に登板し、20試合連続無失点を達成するなど防御率1・87で33ホールドもマークした。7月19日の楽天戦では160キロを記録。球速については「速ければ速いほどいい」と向上心は尽きない。

 新人王候補でもある平良は「(新人王を)獲りたい思いはある。オフはウエートトレもしっかりこなしたい」と目を輝かせる。悲願の先発ローテーション入りに向け、爪を研ぐ。  (大木 穂高)

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2020年11月20日のニュース