オリックス 中嶋監督代行“初陣”白星!西武下し連敗4でストップ ジョーンズが6号同点ソロ&2点決勝打

[ 2020年8月21日 20:31 ]

パ・リーグ   オリックス3―1西武 ( 2020年8月21日    京セラD )

<オ・西>7回無死、同点本塁打を放ったジョーンズ(右から2人目)を迎える中嶋監督代行(左から2人目)(撮影・平嶋 理子)
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 オリックスは西武に3―1で勝利し、連敗を「4」でストップ。中嶋聡監督代行(51)の“初陣”で白星発進を飾った。先発の山崎福は白星こそつかなかったもの7回2安打1失点と好投。打ってはジョーンズが4打数2安打3打点と活躍。7回に6号同点ソロを放つと、8回には左前2点適時打で決勝点。2番手のヒギンスが2勝目を手にした。

 中嶋監督代行は“初陣”となる西武戦で2軍から昇格させたばかりの大城滉二内野手(27)と杉本裕太郎外野手(29)をスタメンに起用。大城は1番セカンド、杉本は8番ライト、さらに今季初めて4番に中川圭太内野手(24)を起用した。

 先発の山崎福は3回までノーヒットピッチング。見事な立ち上がりを見せたが4回に被弾。2死走者なしから山川に真ん中高めに入ったチェンジアップを捉えられ、バックスクリーンに飛び込む16号ソロ浴び先制点を許した。

 それでも山崎福は崩れることなく低めを丁寧につきながら7回までわずか2安打の好投。木村を3打席連続三振に抑えるなど7奪三振の力投を見せた。

 打線は西武先発のニールをなかなか打ち崩せず。6回には2死一、二塁とチャンスを作るも中川が中飛に倒れ無得点。しかし7回、先頭のジョーンズが真ん中低め139キロのツーシームを捉えレフトスタンドに飛び込む6号ソロ。ようやく同点に追いつく。

 8回は2番手のヒギンスが三者連続三振と好リリーフ。いい流れを呼び込むとその裏、福田、吉田正と連打で1死一、三塁となりニールが降板。2番手の宮川から中川が四球で出塁し1死満塁とこの日最大チャンス到来。ここでジョーンズが左前2点適時打で勝ち越しに成功した。

 9回は守護神のディクソンがきっちり3人で締め7セーブ目。見事な逆転勝利で“新生バファローズ”が白星発進を飾った。

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