巨人・原監督 7回途中2失点の20歳・戸郷に笑顔「また次回も先発としてね、投げますね、間違いなく」

[ 2020年6月23日 21:52 ]

セ・リーグ   巨人3―2広島 ( 2020年6月23日    東京D )

<巨・広>原監督(左)の出迎えを受ける戸郷(撮影・森沢裕)
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 リーグ連覇を目指す巨人が開幕2カード目となった広島3連戦初戦にも3―2で勝利を収め、2017年以来3年ぶりとなる開幕4連勝を飾った。

 巨人では1987年の桑田真澄以来33年ぶりとなる高卒2年目での開幕ローテーション入りを果たした戸郷が、7回途中まで7三振を奪い、4安打2失点と好投。1―1で迎えた5回、炭谷が9球ファウルで粘った14球目を安打して作った2死一塁で今季初スタメンの北村が中越えに勝ち越し二塁打を放つと、満塁から岡本が押し出し四球を選んでリードを2点に広げ、最後は鍵谷、中川、デラロサの盤石リレーで1点差を守り切った。

 原辰徳監督(61)は「いや~もう見事にね。持ってる力を充分発揮できたと思いますね」と7回途中2失点と好投した20歳の戸郷に満足げ。開幕2カード目の初戦で先発を任せたことについて「う~ん。まあ、ちょっと意味はあるんですけど」と含みを持たせつつ「また次回も先発としてね、投げますね、間違いなく。それぐらいの素晴らしい投球をしました」と信頼を寄せた。

 また、今季初スタメンに抜てきした24歳・北村の決勝打には「相手守備にもちょっと助けられた感はありますけども、やっぱりああいう場面でヒット、長打が出るというのはね、いいモノを持ってますよ」と笑顔。

 主砲・岡本も先制打に押し出し四球と2安打2打点の活躍を見せ、開幕から4戦で13打数7安打の打率・538、6打点としたが「攻撃というのはね、4番バッターを中心にっていうのはありますけどね、やっぱり全体の流れでね、1番から9番とは言いませんけど8番までね、そういう意味では4番としての役割を十二分に発揮してもらってますね」と目を細めていた。

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