日本ハム 球団史上初の同一シーズン新人5人白星なるか?

[ 2020年4月30日 05:30 ]

2020ルーキー記録に挑戦(4)

日本ハムの河野
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 昨秋のドラフト会議では107人が指名され、プロデビューを待ちわびている。ここでは「ルーキー記録に挑戦」と題し、各球団の注目ルーキーが挑む記録を12回にわたって掲載する。第4回は日本ハム。

 今季の日本ハムは新人投手の当たり年になるかもしれない。昨年のドラフト会議では1位の河野を筆頭に立野、鈴木健、望月、長谷川と大学、社会人、独立リーグ出身の即戦力投手を5人指名した。投手5人指名は17年以来2年ぶり。大卒&社会人5人以上は96年(今井圭吾=近大、生駒雅紀=日立製作所、高橋憲幸=日本石油、村上真哉=ヨークベニマル、林田堅吾=アリゾナウエスタン短大)以来、23年ぶりのことだった。

 オープン戦では5人ともマウンドに上がった。特に3月3日の巨人戦では先発・河野から鈴木健→望月→長谷川→立野の継投で8回を4安打無失点に抑え、即戦力ぶりをアピールした。同一シーズンに新人5投手が1軍で登板すれば、チームでは13年(大谷、鍵谷、新垣、屋宜、河野)以来7年ぶりとなる。さらに、新人5人が白星を挙げれば球団創設の46年の4人を抜き74年ぶりに球団記録を更新することになる。北のルーキークインテットに注目だ。(記録課)

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