巨人・坂本＆亀井　ぶっちゃけ私生活トーク「優しい内海さんに、ガチ切れされたことが…」

巨人球団公式インスタライブに登場した（上から）亀井、坂本。横から紛れ込むのは田口

　巨人・坂本勇人主将（31）が29日、球団公式「インスタライブ」に生出演した。ジャイアンツ球場での個人調整後、亀井善行外野手（37）とともに外出自粛が続くファンのために、事前に集めた質問と生投稿された質問に回答。3万人近くが視聴する中で約30分間、真面目な野球話を「完全封印」し、語ったことのないぶっちゃけプライベートトークを展開した。

　野球以外で何をしているのか。ファンの質問に笑顔で答えた。

　坂本「漫画、好きですね。最近見たのはダーウィンズゲーム」

　別冊少年チャンピオンに掲載、単行本320万部を突破したバトル作品だ。漫画に続いて亀井の「映画は？」との質問が飛ぶ。

　坂本「あれ面白かったです、ギャングスターズ。米国の少年刑務所の話なんですけどね、アメフトの。凄く感動しました」

　06年米国公開の「ギャングスターズ　明日へのタッチダウン」。少年院の更生プログラムとしてアメリカンフットボールチームを結成する実話を基にした映画だ。チームメートの石川にお薦め作品を聞かれ「面白いからすぐ見ろ」とラインで紹介したが「あいつまだ見てないらしい」と笑う。亀井の「最近韓国ドラマ見てたやん」との突っ込みには「今はやってるのあれですよね。梨泰院イテウォンクラス」と話した。

　ファンから、ロングヒットを続ける韓国ドラマ「愛の不時着は見てますか？」という質問が投稿されると、坂本は「小林誠司が見てます」と答えた。

　同僚と秘話も暴露した。この日は18年まで巨人に在籍し、公私で慕う西武・内海の38歳の誕生日で――。

　坂本「優しい内海さんに、実は、ガチ切れされたことが一回だけあるんですよ」

　13年のWBCで起こった、移動のバスでの出来事を語り始めた。

　坂本「後ろの席でマエケン（現ツインズの前田）とかと（人気ゲーム）ボンバーマンを“ワーッ”てやっていたら、内海さんが“みんな寝てるんだから静かにしろ！”とガチ切れされて、あれは怖かった」

　ファンからの「元木ヘッドコーチの印象」の質問に、亀井は「解説者の時は恐かった。今、めっちゃいいよ」と告白。坂本も「凄くチームまとめてくれている」と続け「元木さんコメント入れてくださーい！暇してますよね」と呼びかけた。

　無人島に連れて行くなら？の質問には。

　坂本「吉川大。狩りがうまそう。PL学園出身で鍛えられているので、ばり捕ってきそう。（前回インスタライブに登場した）沢村と鍵谷なら、絶対、鍵谷」

　事前に集められた質問と生投稿された質問にも回答した。
　――家の中で一番気に入っている家具は？

　坂本「机ですね」

　亀井から「何しているの机で。勉強すんの？」と突っ込まれた。さらに「ハワイに別荘買ってくれ」という無茶ぶりには、今季年俸5億円の主将だが「そんなに余裕ないですよ…」と苦笑い。坂本が「みんな家で何やってるの？」と逆質問し、ファンが答える場面もあった。

　ただSNSに慣れておらず機械音痴を自認する2人。坂本のスマートフォンは一時静止して質問をうまく拾えず。37歳の亀井も「コメント来ても字が小さくて見えへん」と告白する場面もあった。

　坂本「最悪の回になってしまう。ヤバい、グダグダやん。緩い感じですみません。もう一回チャンスがあれば面白くやります」

　今後登場予定の岡本の「鼻毛話」も披露。ファンから「話すネタないなら練習風景映して」と投稿されると大爆笑した2人に「最高の時間ありがとう」との声が上がった。

　≪寄り添いたい…「人間・坂本」さらけ出した≫坂本が近年、公の場でこれほどプライベートを明かしたことはない。15年に主将に就任してからトークショーに出演したのは、記憶する限り17年12月の一度だけ。その時もほとんどが真面目な野球の話だった。今回の企画は球団の「WITH　FANS」プロジェクトの一環で、自宅待機するファン3万人近くが視聴。自身をさらけ出した「人間・坂本」を身近に感じることができたのではないか。

　プロ野球は新型コロナウイルスの影響でいまだ開幕が不透明。主将は最後に「選手たちも頑張っているので、皆さんでこの期間を乗り越えて、頑張りましょう」とメッセージ。「おうち時間」を過ごすファンに寄り添いたい。亀井とともに笑顔あふれる姿から、主将のそんな思いが伝わってきた。（巨人担当キャップ・神田　祐
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