韓国プロ野球「5・5」無観客開幕決定 台湾に続き世界2番目

[ 2020年4月22日 05:30 ]

 韓国プロ野球の理事会が21日、ソウル市内で行われ、新型コロナウイルス感染拡大で延期されていた公式戦を5月5日に無観客で開幕すると発表した。12日に開幕した台湾に続き、世界で2番目のプロ野球開幕となる。

 当初の開幕予定日は3月28日。1カ月以上遅れての開幕となったが、全10球団はダブルヘッダー開催などを受け入れ、144試合を行う方針も決まった。一方で、7月に開催予定だったオールスター戦は中止。5回戦制だった準プレーオフを3回戦制に縮小することが決定した。選手の感染が確認された場合は3週間程度の一時中止とし、試合数削減を検討する。当面は無観客での試合開催となるが、感染状況に応じ収容数の10%、20%など徐々に観客を増やすプランもあるという。

 韓国政府が20日に屋外スポーツの再開を容認したことで、この日から練習試合を再開。5試合が行われ、SK―キウム戦では初回に元DeNAでSKのロマックが再開後1号本塁打をマークした。

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