日本ハム・栗山監督“ペレに学べ” 外出自粛の子供たちに「ピンチはチャンス」

[ 2020年4月21日 05:30 ]

「栗の樹ファーム」内の自室でオンライン取材に応じた栗山監督
Photo By 提供写真

 日本ハム・栗山監督が20日、生活拠点を置く北海道栗山町の「栗の樹ファーム」でオンライン取材に応じた。休校や外出自粛中の子供たちに向け、逆境を乗り越える考え方として「サッカーの王様」と呼ばれたブラジル代表の英雄・ペレ氏を例示した。

 靴もボールも買えない貧困の中、ペレ氏は布きれを丸めた球を石ころだらけの路上で蹴ってサッカーを覚えた。「環境が悪かったから柔らかく足を操作できるようになったのかもしれない。野球も外でなくても、部屋で寝転がって上にボールを投げると肘の使い方を覚えるのにいいとか、いろいろある」。勉強にも通じる考え方だとし、「何かしようと思う人は、どんな状況でも工夫してする。それで人と凄い差がつく。そういう意味でピンチはチャンス」と訴えた。

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2020年4月21日のニュース