選手の年俸「さらに削減」浮上…「無観客で開幕」ならMLBからの追加対応必至

[ 2020年4月21日 02:30 ]

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕延期となっている大リーグ機構(MLB)が無観客で試合を行った場合、選手会と合意した条件からさらに年俸を削減する可能性が浮上していると19日(日本時間20日)、複数の米メディアが報じた。

 3月下旬にMLBと選手会は選手の年俸について合意。60日分の年俸が保証された上で、実施される試合数に比例した額が支払われることになった。ただ、この時点では観客を入れることを想定。感染拡大で状況が悪化し、現在は無観客での開催を検討しており、「CBSスポーツ」電子版は「無観客で試合が実施された場合は、MLBは選手に対して、さらに給料をカットするだろう」とチケット収入などで予想される減収による追加対応が行われると報じた。

 また、MLBは各球団が監督、コーチ、スカウト、球団職員らに対し報酬削減や契約の一時停止を可能にするよう規定を緩和すると報道。新規定は5月1日から適用される。

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2020年4月21日のニュース