阪神・西純 久しぶりのグラウンドで充実の2時間半「素直にうれしい」

[ 2020年4月17日 05:30 ]

鳴尾浜球場で自主練習を再開した西純矢(球団提供)
Photo By 提供写真

 異例の事態でも、努めて前向きに捉えていた。阪神のドラフト1位・西純は2軍施設がある鳴尾浜球場で、キャッチボールや内野ノック、ポール間走にウエートトレーニングなどで約2時間半汗を流した。球団を通じて取材に応じ、練習できる喜びを語った。

 「久しぶりにグラウンドを使ったりトレーニングルームを使った練習ができて素直に嬉しいですし、できることは限られていますがしっかりと課題などの練習を取り組んでいきたいと思います」

 3度目の登板予定だった26日のソフトバンク戦が、チーム内から3選手がPCR検査を受けたため中止。チームはそこから活動休止になるなど1年目から苦難の時期を過ごす。それでも「いろいろと大変な時期になりましたが、自分はそれをプラスになると考えて過ごしていきました」とあくまでポジティブに考え、日々を過ごしていた。

 満足に練習できなかった活動休止期間でも「キャッチボールができなかったので、壁当てやネットスローなどで状態を落とさないようにやってきました」と自分でできる範囲のトレーニングは欠かさなかった。友人や恩師からは時間のある今だからこそと読書を勧められたことを明かし「自分を見つめ直す良い時間なので。読書など今後自分のプラスになることを探していきたいです」と自身の向上へ、有意義な時間の使い方を模索している。

 この日緊急事態宣言の範囲が全都道府県に拡大されることが決定されるなど、開幕に向けて先行きの見えない状況は続く。「いつ試合が始まるのか分からない状況が続きますが、試合が始まるその時に向けて今は自分に出来ることをしっかりと準備していきたいと思います」。まだ18歳の若者は、貪欲な姿勢で自身の未来を切り開こうとしている。(阪井 日向)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年4月17日のニュース