大谷、ド迫力の145メートル弾! キャンプ地残留練習で13本の柵越え

[ 2020年3月5日 02:30 ]

打撃練習するエンゼルス・大谷
Photo By 共同

 エンゼルスの大谷が敵地でインディアンス戦を行ったチームには同行せず、キャンプ地で残留練習に参加。メイン球場で行われたフリー打撃では36スイングで、13本もの柵越えを放った。

 2度の3連発もあったが、圧巻は最終の5セット目。初球に高さ約8メートルのバックスクリーンを越える推定飛距離145メートル弾を放つと、6球目には右中間後方の高さ約15メートルのヤシの木の先端にぶち当てる場外弾をかっ飛ばした。ジェレミー・リード打撃コーチが「今日はキャンプ中に見た中で一番の打撃だった」と驚くほどの“SHO―TIME”だった。

 大谷はここまでオープン戦で出場4試合に全て「4番・DH」で出場し、8打数1安打1打点、6三振と不振。フリー打撃中にはジョー・マドン監督から身ぶり手ぶりでアドバイスを送られる場面もあった。ここ最近は練習で打席に入る前にバットでスタンスを確認するルーティンを取り入れるなど、復調に向けて試行錯誤を続けている。 (テンピ・柳原 直之)

続きを表示

この記事のフォト

2020年3月5日のニュース