森祇晶氏 92、93年の日本Sが「最高のシリーズ」若松勉氏「いい部分を伸ばす方」

[ 2020年2月12日 05:30 ]

野村克也氏死去

若松勉氏(手前)(撮影・篠原岳夫)
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 ▼森祇晶氏(元巨人、西武監督として92、93年の日本シリーズで対戦)最後にお会いしたのは2年前の巨人と南海のOB戦。2月に宮崎で試合があり、翌朝、2時間くらいお話ができました。「よくハワイから来てくれたな」と言っていただいたのが最後の言葉になりました。92、93年の日本シリーズは、お互いに手の内を知り尽くした相手でしたが、采配や用兵など一戦一戦が最高のシリーズだったと思っています。

 ▼広瀬叔功氏(元南海)境遇や立場など共通点が多く気心が知れた仲間だった。ノムやんは野球に対して真っすぐ。この世界で生きていくんだという強い信念を貫いていた。もう会えないと思うと寂しい。

 ▼福本豊氏(元阪急)まだ早い。もうちょっと野村語録を聞きたかった。(向こうは)走られないようにして、それをまた僕が研究して、レベルを上げさせてもらった。

 ▼若松勉氏(ヤクルトで野村監督の下、打撃コーチ)「もっといいデータを出して選手に伝えるように」と言われていた。打撃には厳しくてよく怒られた。でも冗談も多くて、選手をよく見ていい部分を伸ばす方だった。後を受けて監督になったけどプレッシャーはなかった。いい選手をたくさん残してくれた。

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2020年2月12日のニュース