「社会人にも思い入れが強い方だった」野村さん悼む声、社会人野球からも

[ 2020年2月12日 16:12 ]

<JABAスポニチ大会会見>JX-ENEOSの大久保監督(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 シダックスで指揮を執った野村克也氏死去を受け、社会人野球関係者からも悼む声が多く挙がった。

 スポニチ大会日程発表会見に出席したJX―ENEOSの大久保秀昭監督は会見冒頭で「プロだけでなく社会人を盛り上げていただいた方。亡くなられて残念な気持ちがある」と沈痛の面持ちを浮かべた。

 同じく会見したJR東日本の浜岡武明監督はJR東日本コーチ時代の05年スポニチ大会決勝で対戦したことにふれ「同じ東京都でしのぎを削り、絶対に負けられないという思いがあった。当時のシダックスは嫌な相手でした。いろんなことを教わった大監督だった」としのんだ。

 シダックス時代は夜中まで監督たちの語り合いに参加し、自らの考えを惜しみなく語っていたという。関東地区連盟の森二郎専務理事は「社会人にもすごく思い入れが強い方だった」と振り返り、改めて多大な功績を残した名将に哀悼の意を表した。

続きを表示

2020年2月12日のニュース