ソフトB育成・重田、千賀から刺激受けアピール投「お前なんか野球やめてしまえ!というボール」

[ 2020年2月12日 17:33 ]

<ソフトバンク春季キャンプ>ブルペンで投げ込む育成の重田(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの育成選手・重田が、工藤監督が見守る中、ブルペンで80球の投球練習を行った。この日は朝から雨が降り、午前中にA組、午後からB組の練習が行われた。指揮官は午後のブルペンにも足を運び、2年目右腕の投球をチェックした。重田は「監督が見に来られていたのでアピールしようと思って投げた。よりバッターを意識して投げることを心がけた」と振り返った。

 前日のブルペン投球中に衝撃を受ける出来事があった。右ふくらはぎの違和感で別メニュー調整を続けるエース・千賀が、B組のブルペンで投球練習を行った。横で投げていた重田は「“お前なんか野球やめてしまえ!”というようなボールだった。圧倒されました。自分はもっともっとやらないとダメだと気付かされた」。

 オフの自主トレではロッテ・中村奨らと沖縄でトレーニングを積み「バッターの方の考え方もいろいろと聞けて勉強になった」と振り返る。支配下選手昇格に向け、充実したキャンプを送っている。

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2020年2月12日のニュース