DeNAドラ1・森、初打席初安打!走攻守で離れ業、ラミ監督「高卒とは思えない」

[ 2020年2月9日 05:30 ]

DeNA紅白戦   紅組3-1白組 ( 2020年2月8日    宜野湾 )

DeNAキャンプ第2クール3日目の紅白戦、6回2死、進藤から中前打を放つ代打・森(撮影・島崎忠彦)
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 とても18歳とは思えない。8日の紅白戦で「プロ初打席」を迎えたDeNAのドラフト1位・森(桐蔭学園)は冷静だった。

 「試合ができるのは凄くうれしいこと。チャンスをもらえるなら結果を出したいと思っていました」

 1軍VS2軍の紅白戦。2軍メンバーでベンチ入りし6回2死から代打で登場した。相手は1軍経験もある右腕の進藤。2ボールから142キロ直球を中前にはじき返した。「ヨッシャーと思いました」。黄金新人が、いきなり初安打をマークした。

 「森劇場」は続く。9回1死の第2打席は1メートル91の長身左腕ディアスから2球で追い込まれながら、その後に粘って四球。捕逸で二塁に進むと山下の左前打で快足を飛ばして三塁を蹴った。左手で捕手のタッチをかいくぐって生還。遊撃守備でも無難な動きを披露するなど走攻守で新人離れした動きを見せた。

 心掛けている準備の大切さを実践した。初めてのキャンプでプロの投手を相手に詰まる打球が多く「トップをつくるのを早くすることを心掛けた」と修正。初実戦となったこの日に照準を合わせ「納得いく打球が飛んでいることをイメージしていた」と練習を重ねてきた。輝きを放った18歳にラミレス監督も「大人に見えた。高卒とは思えないくらい落ち着いていた。間違いなく将来のスーパースターになるものを持っている」と評価した。

 「今日は結果はよかったが、それに甘えず練習に取り組みたい」と森。再び2軍で土台づくりに励むが、背番号「6」のスター候補生が確かな一歩を踏み出した。(町田 利衣)

 ▼森 敬斗(もり・けいと)2002年(平14)1月28日生まれ、静岡県出身の18歳。桐蔭学園では1年夏からベンチ入りし、3年春にセンバツ出場。昨年のU18W杯では日本代表に選出された。19年ドラフト1位でDeNAに入団。遠投120メートルの強肩と50メートル走5秒8の俊足が武器。1メートル75、75キロ。右投げ左打ち。

 《偵察ライバル驚き》○…ネット裏から目を光らせた他球団の007からも驚きの声が上がった。ヤクルト・小川淳司GMは「2ボールというカウントからしっかり結果を出した。新人として凄い」と感嘆。広島・土生翔平スコアラーも「センスがある。これから楽しみな選手」と話した。また、巨人・志田宗大スコアラーは「走攻守、顔、華と5拍子そろったニュージェネレーション。ハマの遊撃手で5拍子といえば、石井琢朗さんのようですね」と絶賛していた。

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