阪神・藤浪 2回無失点で復肩アピール 制球難克服の成果を披露

[ 2020年2月9日 13:49 ]

練習試合 ( 2020年2月9日    宜野座 )

2回を無失点に抑えた藤浪(撮影・北條 貴史)
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  阪神・藤浪が今季実戦初登板で、復肩をアピールした。初回は先頭の松本に四球を与えたが、石井を二ゴロ、王を150キロで見逃し三振に仕留め、右打者・横尾をスライダーで遊ゴロに封じ込めた。

 2回も渡辺二ゴロ、海老原四球の後、右打者・高浜を130キロスライダーで三ゴロ併殺に打ち取った。

 日本ハム・斎藤佑との甲子園V腕対決。藤原オーナーが見守り、外野スタンドが開放される周囲の盛り上がりの中で、藤浪は山本昌臨時コーチらと取り組んだ制球難克服の成果を披露した。

 「投球の組み立てであったり、変化球のコンビネーションをしっかりできるようにしたい」と言う課題を意識しながらの投球。初回の横尾にはサインに首を振った後、変化球勝負。不安も消し飛んだ形だ。

 2回無安打2四球で無失点。MAXは154キロを計測。藤浪の春は近い。

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