オリ杉本、来季目標は米津玄師超え?「徳島で一番になれるように」

[ 2019年12月4日 05:30 ]

年俸アップで更改し笑顔を見せる杉本(撮影・後藤 正志)
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 愛称「ラオウ」ことオリックスの杉本裕太郎外野手(28)が3日、大阪市舞洲の球団施設で契約交渉し、50万円アップの年俸880万円で更改し、来季に珍目標を掲げた。

 「徳島で一番知名度があるのは歌手の米津玄師さんなので、ぼくが一番になれるように頑張ります」

 会見の最後、自ら“徳島No・1獲り”を宣言したが、敵はラオウのライバルでもあるケンシロウ…ではなく「ケンシ」を指名した!? 実は米津は同じ徳島商出身の一年先輩。面識はないが、文化祭で熱唱していたのを後に友人から聞かされ「そういえば、歌のうまい人が歌っていたな」と気がついたという。米津は18年に「Lemon」が大ヒットしたシンガー・ソングライターで紅白歌合戦にも出場。若者の間では“超”がつくほどの有名人で、超えるにはかなりの爆発が必要だ。

 杉本は今季、自己最多の4本塁打を放ったが、打率・157と課題も残った。「確実性が付けば、すごいことになるとみんなが言ってくれるので、そこを追求したい」と、来季は長打力だけでなく、違った姿を見せる決意。三振して“レモンをかじったような”渋い顔は見せないつもりだ。

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2019年12月4日のニュース