インディアンズのバウアーズもサイクル安打 大谷に続き記録達成 2日連続は107年ぶり

[ 2019年6月15日 12:50 ]

ア・リーグ   インディアンズ13―4タイガース ( 2019年6月14日    デトロイト )

サイクル安打を達成したインディアンズのバウアーズ(AP)
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 メジャー2季目を迎えたインディアンズのジェイク・バウアーズ外野手(23=1メートル85、88キロ、左投げ左打ち)が14日、敵地デトロイトで行われたタイガース戦でサイクル安打を記録した。メジャーでは前日の大谷翔平(24=エンゼルス)に続いて今季3回目で、通算では327回目。インディアンズの選手としては2016年7月2日のラジャイ・デービス(対ブルージェイズ戦)以来、3シーズンぶりの記録達成となった。

 メジャーでのサイクル安打は1日で2度達成されたケースが過去2回あるが(1929年9月17日と2008年9月1日)、2日連続は1912年6月9日と10日以来、実に107年ぶり3回目の“珍事”となった。

 8番・指名代打で先発したバウアーズは最初の打席となった2回に、タ軍先発のライアン・カーペンター(28)から二塁打をマーク。8点を奪った4回にはカーペンターから三塁内野安打を記録すると、このイニングで2度目の打席では、2番手のバック・ファーマー(28)からセンター方向へ今季初の三塁打を放った。4打席目となった6回は三振だったが、最後の打席となった8回には4番手のブレイン・ハーディー(32)から右越えに今季8号2ランを放ってサイクル安打を完成させた。

 バウアーズは2013年のドラフトで7巡目(全体208番目)にパドレスに指名され、14年にレイズ、18年にインディアンズにトレードで移籍。この日がメジャー通算で160試合目だった。今季は64試合で打率・222、26打点。なお勝ったインディアンズは35勝33敗、敗れたタイガースは25勝41敗となった。

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