広島・誠也、5試合ぶり復帰で猛打賞 さすがの勝負勘「僕は打つのが仕事」

[ 2019年4月29日 05:30 ]

セ・リーグ   広島2―4ヤクルト ( 2019年4月28日    神宮 )

2回、先頭の鈴木が左越え二塁打を放つ(撮影・村上 大輔)
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 広島・鈴木誠也外野手(24)は、28日のヤクルト戦で5試合ぶりに「4番・右翼」に先発復帰し、3安打と奮闘した。二盗も決めて、コンディション不良からの復活を印象づけた。チームは、連続無失点は32イニングで止まるなど、連勝が8でストップ。借金1に逆戻りした。

 連勝は、いつか止まる。開幕戦以来の貯金生活はお預けとなっても、前を向ける光があった。「4番・右翼」に鈴木が帰ってきた。しかも、4番の存在の大きさを改めて感じさせるほどに、躍動した。

 2回先頭、1ボールから高梨の直球を弾丸ライナーで、左翼フェンスに直撃させる二塁打とした。4回2死無走者では、カウント2―2からフォークを中前打。続く西川の5球目には、スタートを遅らせるディレード気味に二盗を成功させた。さらに、6回2死無走者では、フルカウントからフォークを右前に運んで、3打席連続安打となった。

 「僕は打つのが仕事。いつでも打てるようにやっていきたい」

 コンディション不良で4試合連続で先発から外れていた。前日27日に代打で実戦復帰。守備と走塁の状態を戻すことが先発復帰への条件だった。そのことから推察すれば、下半身に何らかのアクシデントがあったとみられる。つまり、果敢に二盗を狙える状態であることは、患部の状態が良好であることを示していた。

 鈴木の3安打に迎打撃コーチは、「試合勘に影響なかったことは安心」と安ど。緒方監督は「問題なさそうだったら、明日もまた頑張ってくれたらいい」と言い、今後も先発起用が続きそうだ。

 連勝は8で止まった。再びの借金1を、課題を見つめ直す一旦停止としたい。2回には無死三塁から、5回には無死一、二塁から得点を奪えなかった。同打撃コーチは、「あそこ(2回)で1点取っていたら、展開は変わっていた。結果ではなくて、やれることをやれていたかどうか」と、打撃内容を求めた。

 どん底を脱した赤ヘルが、勝敗に一喜一憂することもない。鈴木は冷静だ。「今までずっと勝っていたし、こういう試合もある。まだ4月なので切り替えて、また明日から勝てればいい」。12連戦は、4番とともに戦っていく。(河合 洋介)

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