日本ハム・王柏融、来日初の猛打賞!4割男が本領「謝謝!」

[ 2019年4月6日 09:15 ]

パ・リーグ   日本ハム5―2西武 ( 2019年4月5日    東京D )

お立ち台で自撮りする上沢(右)と王(撮影・沢田 明徳)
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 気温の上昇とともに、台湾の安打製造機が「開花宣言」した。今季初の東京ドームでの主催試合。最高気温が20度を超えた東京で日本ハム・王柏融(ワンボーロン)が来日初の3安打猛打賞をマークし、チームの連敗を3で止めた。

 「連敗をストップしたかったので本当に良かった。走者を還すことだけを考えていた」。お立ち台では大歓声を浴び、「謝謝!(ありがとう)」と笑顔を振りまいた。

 昨季、無傷の4勝を許した天敵・多和田を攻略した。初回、右膝裏に148キロ直球をまともに食らっても痛みに強い。3回に左前打。2―0の5回2死二塁では内角高めの直球に詰まりながらも、中前適時打で貴重な追加点を挙げた。次打者・横尾の初球には「自分の判断」で来日初盗塁となる二盗も成功させた。7回1死一、二塁の好機では左腕・小川を投入されたが、外角直球を逆らわずに左越えに打ち返し、来日初長打となる二塁打。台湾時代に2度も4割超をマークしたバットさばきを披露した。

 開幕2カード目となった仙台での楽天戦は、雪がちらつく極寒の中での試合。温暖な台湾出身の王柏融は「あり得ない寒さ。そういう天気で野球をやるのはあり得ない」と驚いた。この日の試合前は体の張りも考慮されて全体でのアップには参加せず、治療に専念した。異国の地で奮闘する背番号99に、栗山監督は「世界で戦うのはこういうこと。これで落ち着いて野球ができる」と目を細めた

 同じアジアとはいえ、異文化にも「今は吸収すること」となじもうと努力する。今では日本のカレーライスが好物だ。「シーズンはまだ長いので調子を整えたい。明日も勝ちます!」。王柏融のバットがチーム浮上の鍵を握っている。(東尾 洋樹)

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