オリ杉本改め“ラオウ”プラン 結果残し登録名変更してもラオウ

[ 2018年12月24日 05:30 ]

オリックスの杉本
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 オリックスのラオウこと杉本が、20年シーズンから登録名を「ラオウ」に変更する仰天プランを明かした。

 「まず来季1軍に定着してレギュラーを取る。2桁本塁打が目標。しっかり結果を出したら、登録名を“ラオウ”にします。スコアボードにカタカナで。もちろんユニホームの背中も、ラオウです」

 我が生涯に悔いを残すつもりはない。1メートル90、94キロの恵まれた体格で、今季は7月11日の楽天戦、同17日の日本ハム戦で自身2戦連続満塁本塁打を放つなど存在感を発揮。しかし、9月2日の西武戦で左手骨折し離脱、そのままシーズンを終えた。プロ通算17試合で打率・156、3本塁打、10打点。ただ、5安打の内訳は二塁打2本に3本塁打と全て長打でパワーは本物で4年目の来季にかける思いは強い。

 漫画「北斗の拳」が愛読書で、主人公ケンシロウの義兄ラオウを敬愛。16年1月の入寮時に「北斗の拳も野球界も同じ修羅の世界」と意気込みを示したほど。球団では「イチロー」が有名で、過去には「パンチ」(パンチ佐藤)の登録名も容認しており、世紀末覇者が降臨する可能性は高く、球場に駆け付けるファンを歓喜で昇天させることになりそうだ。

 この日は大阪・舞洲の球団施設で自主トレ。左手の状態は良好で、今週中にも本格的な打撃練習を再開する。「結果を出さないと、ラオウではなく、“ジャギ”とか言われちゃいますから」と、同作でケンシロウの名をかたり悪事を働いた悪役キャラを引き合いに、決意表明。来季23年ぶりのリーグ優勝へ、拳王が覇道を示す。

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2018年12月24日のニュース