大阪桐蔭 根尾ら「ドラフト対象は7選手」5日始動

[ 2018年1月5日 09:00 ]

今秋ドラフト1位候補の大阪桐蔭・根尾(右)と藤原
Photo By スポニチ

 ことしは「7人の男」に注目だ。今秋ドラフト1位候補の根尾昂内野手(2年)、藤原恭大外野手(2年)らを擁する大阪桐蔭は、5日に始動する。昨秋の近畿大会を制し、出場が確実視される今春の選抜大会。史上3校目となる春連覇の偉業へスタートを切る。

 投打二刀流の根尾、昨年にU―18日本代表に選出された藤原だけがドラフト対象選手ではない。本人たちの進路希望は別にして、ある在阪スカウトは「捕手の小泉を入れると、最大で7人が対象になります」と断言した。背番号1の柿木に左腕の横川、中川主将、山田健に加え、強肩捕手の小泉にまで熱視線が注がれているのだ。

 ドラフト同一年の最多指名は5人で、1977年の法大、91年の東北福祉大、00年のプリンスホテル、05年の大学生・社会人ドラフトのNTT西日本の4チーム。高校からは66年2次ドラフトの中京商、平安、76年の崇徳、01年の日大三の4人が最多だった。ことしの大阪桐蔭は一気に最多人数を更新する可能性を秘めている。

 阪神の畑山俊二チーフアマスカウトは「藤原は完成度が高く、根尾には底知れない伸びしろを感じる。ハードマークすることになる」と話していたように、関西の至宝を徹底マークする方針を固めている。根尾は「技術も体もまだまだですが、プロへ行きたい気持ちは強い」と話し、藤原も「プロしか考えていません」と瞳を輝かせた。2000年生まれのタレント軍団から目が離せない1年が始まる。

続きを表示

2018年1月5日のニュース