デーブ・ヒルトン氏が死去 67歳 ヤクルト初の日本一に貢献

[ 2017年9月19日 16:52 ]

ヤクルト時代のデーブ・ヒルトン
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 1978年(昭和53年)、ヤクルトの球団史上初優勝に貢献するなどしたデーブ・ヒルトン氏が17日に亡くなった。同氏が住むアリゾナ州の地元紙アリゾナ・リパブリック(電子版)が18日に報じた。67歳だった。死因は分かっていない。

 1971年にドラフト1位でパドレス入りしたが、4年間で成績が残せず、78年にヤクルトに入団。独特の打撃フォームで、主に「1番・二塁」として活躍。当時プロ野球タイ記録のシーズン8本の初回先頭打者本塁打を放つなど、打率3割1分7厘、19本塁打、76打点をマークした。球団初のリーグ制覇、初の日本一に貢献し、特に阪急との日本シリーズ第4戦では9回に逆転本塁打を放ち、シリーズの流れを変えた一撃となった。

 79年までヤクルトに在籍し、80年に阪神に移籍したがわずか18試合の出場で5月に退団。米国に帰国後、マイナーリーグでプレー。台湾球界で監督も務めた。

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