中日・松井佑 先制2ラン&満塁弾でプロ初の2打席連発「奇跡だと思います」

[ 2017年9月19日 21:35 ]

セ・リーグ   中日10―2巨人 ( 2017年9月19日    ナゴヤD )

<中・巨>完投で5勝目の小笠原は2本塁打の松井佑(右)とお立ち台でガッツポーズ
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 中日の松井佑介外野手(30)がプロ初の2打席連続アーチを含む3安打を放ち、6打点の荒稼ぎ。クライマックスシリーズ(CS)進出を狙う巨人を粉砕する大勝に貢献した。

 松井佑は3回、2死一塁の場面で巨人先発・吉川光が投じたフルカウントからの7球目、内角直球を左翼スタンドへ運ぶ先制2ランを放つと、4回には2番手・田原が投じた2球目、低めのスライダーを左中間スタンドへ満塁アーチ。昨季までプロ7年間で計4本塁打の男が今季2号、3号を連発して2014年のシーズン2本塁打を抜くキャリアハイを塗り替えた。

 プロ初完投勝利を挙げた19歳左腕・小笠原と並んで上がったお立ち台で自身の活躍について「奇跡だと思います」と言葉を発した松井佑。ナゴヤドームでは自身初となった先制アーチを「(自分は)つなぐ打者だと思っているので、後ろにいい打者がたくさんいるので、何とか後ろにつなごうという気持ちで打席に入ったんですけど、それがたまたま本塁打になってくれました」と振り返り、2打席連続アーチとなった満塁弾については「前の打席で本塁打を打ったので、この打席は本当に大事にしようと思って入ったんですけど、自分が振ったところにボールが来てくれたというか、本当に奇跡だと思う」と謙遜しながら話した。

 手応えについて聞かれると「2つとも”入ってくれ”という思いだった。手応えというよりは、いってくれて良かったなと思います」と松井佑。一塁へ走りながら「”いけ〜っ”って叫んでました」と振り返った。

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