藤浪、復活手応え3回7K、最速158キロ「納得のいく球が多かった」

[ 2017年7月30日 09:20 ]

29日のウエスタン・リーグ、オリックス戦に先発した藤浪
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 2軍調整中の阪神・藤浪が、ウエスタン・リーグのオリックス戦に先発し3回7奪三振で4安打1失点。3四球を与え71球を要したが、試合後の表情は晴れやかで「復肩」に向け内容的に手応えがあったことを強調した。

 「ボール自体は良かったし、指にかかった球があった。四球も3個で失点もしたけれど、勝負した球。納得のいく球が多かったのは確かですね」

 3回に先制点を許し右足がつりかける場面もあったが、最速158キロを計測するなど予定の3イニングを投げきった。降格時に課題とされた右打者の内角への投球にも改善の兆しが見えた。初回先頭の右打者・張奕がチョウヤク「に対し内角へ直球を投げ込み、その後、内角スライダーでストライクを奪うなど収穫が多かった。

 掛布2軍監督は「球は良かった。右打者にも(内外角に)バランス良く投げられていた」と評価。次回登板は8月4日からの同中日3連戦(鳴尾浜など)で先発し5イニングを予定。内容次第で、今後の昇格に向けた道程が見えてくる。(久林 幸平)

 ▼阪神・久保ファーム投手チーフコーチ (藤浪について)四球もしっかり低めを狙った結果のもの。これまでとは内容が違う。

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2017年7月30日のニュース