【西東京】4度目の正直の東海大菅生 若林監督「最後まで分からなかった」

[ 2017年7月30日 15:46 ]

第99回全国高校野球選手権西東京大会決勝   東海大菅生6―2早実 ( 2017年7月30日    神宮 )

<早実・東海大菅生>甲子園行きを決め喜ぶ東海大菅生ナイン
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 4年連続の決勝進出で17年ぶりに夏の甲子園切符を手にした東海大菅生の若林弘泰監督は「最後まで分からなかった。早実さんには、2年前に大逆転負けもしているので」と話した。その中で、4―2で迎えた8回、早実の1死一塁で4番・野村を遊ゴロ併殺に打ち取った時を「流れがきたかなと思った」とポイントを挙げた。

 西東京大会は、大会前の予想では早実、日大三の2強対決といわれていたが、準々決勝で日大三を5―0で破り、決勝では早実にも勝った。「2校ばかりが騒がれていた。その2つを倒したので、西東京の代表として、甲子園で堂々と戦ってきたいと思います」と力強く話した。

 3安打3打点の4番・片山の前で、1安打2得点だった3番・小玉主将は「片山が絶対に打ってくれると思っていたので、何としてでも(塁に)出ようと思っていた」と話した。試合はアウェー状態になることが予想されたが「意識せず、自分たちの野球をしようと、徹底しました」と言う。甲子園では「秋から全国制覇を目標にやってきたので、もう一回、気を引き締めてやりたい」と話した。

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2017年7月30日のニュース