DeNAの20歳飯塚、プロ初登板初先発で5回2安打無失点「楽しく投げられた」

[ 2017年6月19日 19:45 ]

交流戦   DeNA4―7オリックス ( 2017年6月19日    横浜 )

<D・オ>DeNA・先発の飯塚
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 DeNAの飯塚悟史投手(20)が19日、横浜スタジアムで行われたオリックスとの交流戦にプロ初登板初先発。5回2安打無失点で勝利投手の権利を得た状態で降板した。

 降雨のため前日18日に2回ノーゲームとなった1戦の“やり直し”となった交流戦ラストマッチ。チームにとって3年ぶりの交流戦勝ち越しがかかるマウンドに上がった飯塚は緊張の色を見せることなく、落ち着いたマウンドさばきで確実にアウトを重ねた。

 初回は2番・小島をフルカウントから得意のフォークボールで空振り三振に仕留めるなど3者凡退。2回も4番・ロメロ、5番・T―岡田をともにフォークで連続三振に斬って取るなど快調に飛ばし、初安打を許した4回の1死一塁はロメロを三塁ゴロで併殺打に打ち取った。

 その裏には味方打線がオリックスのエース金子から1点を先制。援護点をもらって迎えた5回には1死二塁から7番・安達を133キロの内角直球で見逃し三振に仕留めると、伊藤敬遠で2死一、二塁としてから9番に入っていた金子を空振り三振でピンチ脱出。その裏の攻撃で代打を送られ降板となった。

 飯塚は結局、5回で打者18人に対して82球を投げ、2安打無失点。6三振を奪い、与えた四球は2つだった。

 救援投手が打たれて初勝利は逃したが「試合に入ったら緊張が取れ、自分のゾーンに入れた。楽しく投げられた」と語った。

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