【12球団監督 交流戦総括】工藤監督「いつも以上の力」高橋監督「この形を続ければ」

[ 2017年6月19日 08:50 ]

<広・ソ>3年連続交流戦最高勝率を達成。ファンに向かって「1ダホー!」と叫ぶソフトバンクナイン
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 【12球団監督 交流戦総括】

 ▼ソフトバンク・工藤監督 故障者は出たが、選手は一試合を大事に戦った。(離脱した)内川、デスパイネの分までという気持ちが、いつも以上の力につながった。(先発した)石川、松本裕は自分が思っていたより対応してくれた。

 ▼広島・緒方監督 交流戦も我々の野球ができた。圧倒される試合はなかった。(勝率)1位にはなれなかったけど、自信を持っていい。新しい戦力ではバティスタが、チームに勢いをもたらしてくれるような活躍を見せてくれた。

 ▼西武・辻監督 選手たちが頑張って交流戦で貯金をつくってくれた。中村、メヒア、浅村も試合に出続けてくれた。4日間疲れを取って、後半戦に備えてほしい。点の取られ方は防げたところもある。反省して生かしたい。

 ▼楽天・梨田監督 連敗はあったが3連敗で止めることができたのは大きかった。今日負けて五分で終わるより、勝ち越して終われたのはいいこと。4日間、ゲームがないので、疲れを癒やしてまた、しっかり準備をして臨みたい。

 ▼阪神・金本監督 今日の試合を勝てれば良かったんだろうけれども…。(交流戦の)最後で1点も取れなかったというのは凄く悔しい。ただ(戦いを振り返って)全体を見れば、貯金を2つできたので、そこはよしと考えたい。

 ▼中日・森監督 交流戦に限って言えば、我々の目指している野球はできたかな。どこを我慢すれば、こういう展開になるかが見えた。セ・リーグはお互いを知り尽くしている同士。ミスを減らして少しでも勝ち越したい。

 ▼日本ハム・栗山監督 うまくいかないことが多く、「しっかり取れていれば…」という試合も多かった。つぶさなくてはいけないことは多い。どこかで流れは必ず来る。その時に後悔しないように一つでも前に行っておきたい。

 ▼ロッテ・伊東監督 最後のカードで一つも勝てずに終わり、交流戦も負け数が増えたばかりだが、全然諦めていない。新外国人のペーニャも守備に就いてしっかり守ってくれた。これから良くなる。反省を踏まえてやっていく。

 ▼巨人・高橋監督(球団ワーストの13連敗など)終わったことは変えることはできない。(最後は)打線も守る方も、いい試合ができている。(リーグ戦が再開する)この後もこの形を続けていけば、チャンスは出てくるのかなと思う。

 ▼ヤクルト・真中監督(開幕から10連敗を喫するなど)出だしでしくじったけど、後半は一人一人の状態が上向いて、ウチらしい粘り強い野球ができた。これからのシーズンに生かせるし、選手は自信を持って戦っていける。

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2017年6月19日のニュース