大家、現役引退を決意 メジャー通算51勝、今春メジャー復帰目指すもかなわず

[ 2017年6月20日 02:00 ]

2007年4月、レンジャーズ戦で大リーグ通算50勝目を挙げたブルージェイズの大家
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 米大リーグで通算51勝を挙げた元プロ野球横浜(現DeNA)の大家友和投手(41)が現役引退を決断したことが19日、分かった。今季は8年ぶりのメジャー復帰を目指し、オリオールズ傘下のマイナーキャンプに参加したが、3月末に契約を解除され、その後は他球団からのオファーもなかった。

 大家は京都成章高から1994年にドラフト3位で横浜に入団。日本では5年間でわずか1勝だったが、99年に海を渡ると大リーグのレッドソックスやエクスポズ(現ナショナルズ)などで先発投手として活躍。2桁勝利を3度マークした。

 2010年、横浜に復帰。11年限りで自由契約となった後は、独立リーグ、ルートインBCリーグの富山や福島でナックルボールを武器にメジャー復帰を目指してプレーした。通算成績は大リーグで51勝68敗、防御率4・26。プロ野球では8勝17敗、防御率5・23だった。

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2017年6月19日のニュース