鳥谷、ダメ押し打で白星貢献!守備も“好調”ダイビングキャッチ

[ 2017年6月17日 05:30 ]

交流戦   阪神4―2楽天 ( 2017年6月16日    甲子園 )

8回裏2死満塁、鳥谷は中前2点適時打を放つ
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 鳥谷がダメ押し適時打と好守で白星に貢献した。バットで魅せたのは2―1の8回、2死満塁だ。久保のチェンジアップを中前に運ぶ2点適時打。「何とか還せてよかった。(チェンジアップに)真っすぐかフォークは頭にあったが…」と、予想しなかった球種とはいえ、落ちる軌道に合わせる技ありの一打で、勝利を確固たるものにした。

 さらに守備でも魅せた。8回、松井の打球は三塁ファウルゾーンへ飛んだが、上空の強風にあおられ、フェアゾーンまで戻された。最後は北條とぶつかりながらも、ダイビングキャッチで捕球。金本監督も「(福留、鳥谷の球際の執念に)今年は危なっかしいところのフライを、みんな何とか捕っているよね」と称えたほどだ。

 不慣れなポジションの選手も多いが「去年はあれが捕れなくて落とした試合が何試合かあったので。言い方は変かもしれないけど、フライに強くなって勝てるようになった部分も正直、あるんじゃないかな」としみじみ。5試合連続安打となった打撃以上に、鳥谷復活を印象づける守備だった。

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2017年6月17日のニュース