U―18侍“清宮主将”待望 2年ぶり日の丸へ1次候補選出

[ 2017年6月17日 05:30 ]

早実の清宮
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 日本高野連は16日、「第28回WBSC U―18ワールドカップ(W杯)」(日本時間9月1〜11日、カナダ)に出場する高校日本代表の第1次候補選手30人を発表した。高校通算101本塁打を誇る早実の清宮幸太郎内野手(3年)も選出された。最終メンバー20人は今夏の甲子園期間中に決定する。

 2年ぶりの日の丸へ、清宮が一歩前進となった。日本高野連の竹中雅彦事務局長は「あれだけ打てる選手。1次候補に入るのは当然」と話した。高校日本代表の主将に推す声もある。15年のW杯では1年生で唯一選出。昨年の「U―18アジア選手権」(台湾)はメンバーから外れたが、高野連関係者は「早実の主将に就任してからのキャプテンシーは素晴らしい」と評価する。

 最終判断は日本代表の小枝守監督(元拓大紅陵監督)らに委ねられるが、清宮がメンバー入りすれば主将の有力候補となる。過去優勝経験がない日本代表は2大会連続準優勝。国際大会について、清宮は「(成長させてくれたのは)間違いない」と話しており、今度は自身が先頭になって初の世界一を目指す。

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2017年6月17日のニュース