ソフトB交流戦“V3”王手!ジョンソン攻略で直接対決先勝

[ 2017年6月17日 07:50 ]

交流戦   ソフトバンク5―3広島 ( 2017年6月16日    マツダ )

3回表2死三塁、2点本塁打を放った川島を出迎えるソフトバンクナイン
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 電光石火だった。ソフトバンクは初回、松田が2球目を左前打し、続く今宮は初球をバスターエンドランで中前打。一、三塁からジョンソンの暴投で先制すると、なお無死二塁。柳田は2ボールからの外角146キロを左前へ適時打した。3者連続のファーストストライク打ちで、昨季の沢村賞左腕から6球で2点先制してみせた。

 「ストライクが来たら振ろうと。自分のポイントを意識すれば、どっか飛ぶやろうと思いました」

 広島出身の柳田はマツダスタジアムではこれまで、22打数10安打の打率・455。この日は東京から約4時間の新幹線移動を挟んでのナイターだったが、地元の声援は大きな力となった。これで交流戦は打率・365、7本塁打、23打点だ。

 工藤監督は今季、初回に先頭打者が出ると、ほぼ犠打を指示していたが「そろそろ使えるかな」とバスターエンドランで動いた。3回は一転、無死一塁から、4番に入った江川が犠打。2死三塁から川島の左越え2号2ランを呼んだ。「(バスターエンドランが)一度、成功すると(野手は)前にこられない」と指揮官。変幻自在の攻撃でジョンソンを揺さぶった。

 交流戦首位の広島との3連戦初戦を制して首位に並んだ。17日に勝ち、西武、阪神が敗れれば3年連続の勝率1位が決まる。

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2017年6月17日のニュース