楽天・藤平、収穫と課題の初黒星「しっかりしたフォームなら通用する」

[ 2017年6月17日 08:50 ]

交流戦   楽天2―4阪神 ( 2017年6月16日    甲子園 )

2回1死一塁、原口(奥)に先制2ランを浴びた藤平 
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 楽天のドラフト1位右腕・藤平が、プロ初登板初先発で5回5安打2失点。収穫と課題のプロ初黒星を真正面から受け止めた。「得るものも多かったし、自分にとってはいい経験になった」。

 初登板の舞台は、横浜高のエースとして出場した昨夏の甲子園以来10カ月ぶりの聖地。洗礼は2回だった。1死一塁から原口への初球の直球がシュート回転して真ん中へ入り、先制2ランを被弾。直球は最速144キロも時折、指にかからず130キロ台になり、序盤は変化球もばらついた。

 それでも、梨田監督は「まあまあよく投げたかなと。2点なのでね」と評価した。将来のエース候補の第一歩。18歳は「しっかりしたフォームで投げた球は通用すると感じた。その確率を増やしたい」と言って前を向いた。 (春川 英樹)

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2017年6月17日のニュース