ドラ3谷岡続投裏目…由伸監督 今季初黒星も「紙一重」

[ 2017年4月7日 05:45 ]

セ・リーグ   巨人2―4DeNA ( 2017年4月6日    横浜 )

<D・巨>7回、谷岡(中央)が勝ち越しを許し険しい表情を見せる高橋監督(右)
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 開幕からの連勝は5で止まった。巨人・高橋監督は「紙一重だった。内容的にはそんなに悪い試合ではなかった」と今季初黒星を振り返った。

 序盤は初対戦の新外国人ウィーランドを攻略できなかった。5回までに8三振を喫し無得点。6回に阿部の同点の右越え4号2ランで試合を振り出しに戻したが、救援陣が踏ん張れなかった。

 7回から登板した山口鉄が1死一、二塁のピンチを招くと、ドラフト3位・谷岡が3番手で登板。だが、2死満塁から梶谷に勝ち越し2点打を許した。左腕・森福の投入も考えられる場面だったが、尾花投手コーチは「同点だと延長も考えないといけないので」と続投を選択。結果的に裏目に出た。終盤の勝ちパターンを担うマシソン、カミネロは連投中。6連戦の3試合目だったことから、起用には慎重にならざるを得ない。連勝中ならではの事情があった。

 谷岡は「切り替えてどう次を迎えるか。しっかり考えたい」と前を向いた。高橋監督も「(谷岡は)打たれたけど(球が)悪いとは思わない。経験して次にいってくれれば」と巻き返しに期待した。 (川島 毅洋)

 ▼巨人・阿部(6回に右越え4号2ラン。6試合で4発)初球の変化球(チェンジアップ)を1球で仕留められたのが良かった。

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