「高校野球発祥の地記念公園」お披露目 大阪・豊中市

[ 2017年4月7日 06:30 ]

高校野球発祥の地記念公園の竣工式でテープカットを行う浅利敬一郎・豊中市長(左から4人目)、高橋順二・日本高校野球連盟副会長(同5人目)ら関係者
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 今の夏の高校野球甲子園大会が始まった大阪・豊中市に「高校野球発祥の地記念公園」が完成し、6日、お披露目の式典が開かれた。

 同所は1915(大正4)年8月、第1回中等学校優勝野球大会(現・全国高校野球選手権大会)が開かれた豊中グラウンド跡地に近く、88年に「高校野球メモリアルパーク」を開設。来年夏の100回大会を前に規模・内容を拡張する再整備を行っていた。

 445平方メートルに広まった公園は往時の豊中グラウンドの門柱やレンガの壁を再現した。歴代優勝・準優勝校の校名を掲示した壁を設けた。式典でプレートをはめ込んだ第1回優勝の京都二中の流れをくむ鳥羽(京都)・山田知也監督(41)は「高校野球は誇るべき日本の文化だと感じた」、昨夏98回大会優勝の作新学院・小針崇宏監督(33)は「歴史の重みを感じ、あらためて優勝を実感できた」と話した。(内田 雅也)

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2017年4月7日のニュース