阪神メッセ 悔し4失点 制球苦しみ4点リード守れず

[ 2017年4月7日 05:51 ]

セ・リーグ   阪神5―4ヤクルト ( 2017年4月6日    京セラドーム )

<神・ヤ>2回無死二、三塁、館山の打球にグラブを出すメッセンジャー
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 阪神先発のメッセンジャーは調子が良かっただけに落とし穴にはまった。初回に4点の援護をもらう願ってもない展開。猛虎のエースならスイスイとアウトを積み重ねても良かったはずだが、決め球で打ち取ることがなかなかできず、4―2の6回1死で降板。3番手の桑原が山田に同点二塁打を浴び、2勝目を逃した。

 「状態は悪くなかった。本当にちょっとの制球の問題だから、余計にイライラしてしまった」

 初回から6回まで全て先頭打者の出塁を許し、3ボールになることもしばしば。それでも粘り強く投げ続けたが、結果的に5回1/3を7安打4失点。7奪三振で通算1131とし球団では仲田幸司を抜き歴代7位としたが、126球という球数はさすがに多すぎた。

 「次は球数だけ減らしたい。自分は5回で下りる投手じゃないと思っているから」

 3月31日広島戦から中5日で登板したように、先発ローテーションの柱。次回登板こそは本領を発揮といきたい。

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2017年4月7日のニュース