巨人2年目・桜井が「開幕投手」18日サムスン戦登板へ

[ 2017年2月14日 06:30 ]

那覇入りした桜井
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 巨人・桜井俊貴投手(23)が、今季の対外試合初戦となる18日の練習試合、韓国・サムスン戦(沖縄セルラー)で「開幕投手」を務めることが13日、分かった。昨季は右肘を痛め、1軍登板わずか1試合に終わった15年のドラフト1位右腕。12日の紅白戦は2回5安打2失点も、頭が突っ込まないフォームを固めている最中で「これまでやってきたことを継続してやっていきたい」と手応えを口にしていた。

 また、オープン戦初戦となる25日のDeNA戦(同)は3年ぶりに先発に再転向する宮国が先発する。キャンプ初日の1日未明に父・透さん(享年56)が急性心筋梗塞で急逝。沖縄県豊見城市内で告別式に参列した後、チームに合流し、ブルペンで球数を投げ込んできた。「僕が投げて勝つことが一番の供養になる」と天国の父に開幕ローテーション入りを誓い、地元・沖縄での凱旋先発をアピールの場とする。

 14日から沖縄2次キャンプがスタート。高橋監督は「練習量は落とさずにやっていく」と3月1日までチーム力の底上げを図る。「先陣」を託される2投手は指揮官の期待に応えるためにも、結果が求められる。

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2017年2月14日のニュース