2Rで対戦濃厚なオランダ 先発バンデン、抑えジャンセンだと…

[ 2017年2月10日 08:22 ]

WBC出場16チームメンバー発表

投内連係で三塁へ送球するソフトバンク・バンデンハーク
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 第2の壁として2次ラウンドで対戦する可能性が高いオランダは、ドジャース・前田の同僚で昨季47セーブのジャンセンを予備投手登録した。米国で行われる準決勝以降を見越したものと見られ、東京ドームでの2次ラウンドで入れ替え登録されるかは不透明だが、実現すれば脅威となる。

 内野手は昨季いずれもメジャーで20本塁打以上のボガーツ、グリゴリアス、J・スクープが集結した。遊撃守備はメジャー屈指のシモンズも控え、本職は二塁のプロファーは外野へ回る見込み。内野に限れば世界トップレベルの層を誇る。指名打者はシーズン60本塁打のプロ野球記録保持者バレンティンがそびえる。

 課題は投手陣。先発はバンデンハーク頼みで、元ブレーブスのジャージェンズ、元楽天のファンミルらでは列強の打線を封じるのは難しい。中継ぎも含めレベルの落ちるオランダリーグかキュラソー島のクラブ所属がほとんど。前回大会で日本は2次ラウンドで2度戦い、ともに2桁得点(16、10)で大勝した。仮に先発でバンデンハークをぶつけられ、後ろにジャンセンが控えられると…。侍ジャパンが恐れる唯一のシナリオだ。

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