ロイヤルズの162キロ右腕ベンチュラ投手 自動車事故で死去

[ 2017年1月23日 04:04 ]

自動車事故で死去したロイヤルズのベンチュラ投手
Photo By AP

 ロイヤルズのヨルダノ・ベンチュラ投手(25)が22日、母国・ドミニカ共和国で自動車事故のため死去した。ロイヤルズが発表した。

 ハイウェイ・パトロールの広報は、ベンチュラ投手はサント・ドミンゴの北西70キロのフアン・アドリアンの高速道路で事故に遭ったとコメント。誰が運転していたかは、まだ分からないとう。ロイヤルズのデイトン・ムーア・ゼネラルマネジャー(GM)は「若くて才能に恵まれ、いつも笑顔だった。今は彼の死を悼みたい」とコメントを出した。

 ベンチュラ投手は100・6マイル(約162キロ)の速球を投げる本格右腕で、14年にメジャーデビュー。青木宣親外野手(35)の同僚となり、14勝をマークしてワールドシリーズ進出。15年にも13勝を挙げ、チームの30年ぶり世界一に貢献した。16年も11勝を挙げ、3年連続の2桁勝利をマークした。大リーグ通算成績は94試合に登板し、38勝31敗、防御率3・89。

 昨年、シーズン中の9月にはマーリンズのエースとして活躍していたホセ・フェルナンデス投手(24)がボートの事故によって死去しており、才能ある若手選手の訃報が続いている。

 また、インディアンスなどでプレーしたアンディ・マルテ内野手(33)も同日、ドミニカ共和国で運転中の事故のため、死去したと報じられている。

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2017年1月22日のニュース