内海 術後ハンデない「1年前よりもいい状態」

[ 2017年1月22日 05:30 ]

自主トレ先の沖縄から帰京した(左から)今村、山口、内海、大竹、宮国
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 巨人・内海が沖縄での自主トレを終えて帰京した。昨年12月26日に胸腔(きょうくう)鏡による縦隔(じゅうかく)腫瘍摘出手術を受けた影響もなく、年明け6日からメニューをフル消化。「1年前よりもいい状態で(自主トレから)帰ってくることができた。(手術による)ハンデもない」と強調した。

 高橋監督の指示通り、完璧に仕上げてきた。昨年11月の球団納会で「キャンプを1軍でスタートするのであれば、若い選手と同じようにやれる状態に仕上げてきてくれ」と指令が出た。手術という不測の事態も、不屈の精神で乗り越えた。「初日にブルペンに入る準備はしてきた」。自主トレ期間中に管理栄養士のサポートを受けながら体重を約2〜3キロ絞った。

 2月の宮崎キャンプは、11、12日に紅白戦が予定されている。14日からの沖縄2次キャンプのメンバー入りを懸けたサバイバルとなるが「投げろと言われれば投げる。ローテーションの枠を狙っていく立場。昨季が終わった時から(競争は)始まっている」と言い切った。「不死鳥」が、次はチーム内の競争に勝利する。 (重光 晋太郎)

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2017年1月22日のニュース