杉浦デレデレ 紺野アナは「誠実」「マイナスなところがない」

[ 2017年1月22日 05:55 ]

結婚のお相手のテレビ東京・紺野あさ美アナウンサーの写真を持つ杉浦
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 ヤクルト・杉浦稔大投手(24)が21日、自主トレ先の米ロサンゼルスから帰国した。アイドルグループ「モーニング娘。」の元メンバーでテレビ東京の紺野あさ美アナウンサー(29)との結婚を10日に発表した後、初めて報道陣に対応。なれそめから結婚に至るまでを語った。自主トレはマリナーズ・岩隈に師事。投球フォームや右肩のケアなど数々の金言を授かった。

 元国民的アイドルとの結婚。羽田国際空港が結婚報告会見場と化した。報道陣の質問攻めは「予想していました」。恥ずかしがりながらも妻への思いをあふれさせた。

 「(好きなのは)誠実なところ。一緒にいて、気を使わないというか、落ち着きます。マイナスなところがない」

 選手とアナウンサー。取材現場で「見かけたことはあった」程度だったという。一昨年12月、知人らと会食。初めてゆっくり会話した。「イメージ通り。おとなしい感じ。芸能界に長くいましたが、変な派手さがなかった」。同じ北海道出身とあって意気投合。昨年1月には交際に発展した。

 同月には箱根の温泉旅行にも出かけたが「相手のことを考えて…」と交際は極秘。年末、両親に帰省する航空券の手配を頼んだ際、電話で「コンノアサミ」と相手の名前を伝えた。用件が済んで電話を切ったが、母親から再び電話が…。「もしかして?」「そう」。そこで初めて両親も知った。球団でもマネジャーらに相談の上、衣笠剛社長にしか報告しなかった。

 12月から都内で同居。料理は「全部おいしい」といい、特に好きな料理を聞かれても「全部おいしいので」とデレデレだ。カレーにハンバーグ、スペアリブ…。レパートリーは「挙げればきりがないです」。紺野アナはアスリートフードマイスターの資格習得へ資料も取り寄せ、仕事で多忙な合間を縫って、献身的に支えてくれるという。

 お互いを「あさみ」「としくん」と呼び合う。カラオケデートもしたが、まだ「モーニング娘。」の生歌は聴いていない。子供は「これからですが、欲しい。自分が5人兄弟だから多ければ多い方がいい」。一家の大黒柱になるため、10日間の自主トレでは岩隈から多くを学んだ。力をロスしにくい投球フォームにするための助言を受け、右肩のケアも教わった。

 キャンプは2軍スタート。過去3年で計6勝にとどまり、背番号も18から58に変わった。「先発として2桁が目標」。人生の伴侶とともに、逆襲の4年目に挑む。 (川手 達矢)

 ◆杉浦 稔大(すぎうら・としひろ)1992年(平4)2月25日、北海道生まれの24歳。帯広大谷から国学院大に進み、4年秋には東都で5勝。13年のドラフト1位でヤクルトに入団。14年9月24日の広島戦(神宮)でプロ初勝利を挙げ、15年の日本シリーズ第3戦(神宮)では先発を務めた。通算28試合登板で6勝7敗、防御率5.00。1メートル89、86キロ。右投げ右打ち。

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