青木、 新背番号「3」 3度目WBCで3回目の世界一へ

[ 2017年1月22日 05:30 ]

アストロズでの背番号を披露する青木
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 アストロズの青木が「3」の誓いを立てた。東京都府中市で野球教室を開き、新天地の背番号が3に決まったと発表。「松井稼頭央さん(現楽天)がアストロズでつけていた番号。大好きな先輩なので」と語り、内川(ソフトバンク)らと並ぶ最多タイの3度目の出場となるWBCに向け「年齢が一番上。自分にしか分からないこともあるし助言もできる。少しでも力になれれば」と3度目の世界一へ意気込んだ。

 侍ジャパンで今回のWBCに参加する唯一の大リーガーとなる見込み。2連覇した06、09年大会も経験し「優勝請負人」として期待が大きい。自身の出場決定後「何人かには電話しました」とコミュニケーションも図っている。ヤクルト時代だった過去2大会との違いは「メジャーの選手を知っていること」。ア軍は青木にとって渡米6年目で早くも5球団目。幅広く蓄積された選手の情報を惜しみなく提供する。

 残り35本と迫る日米通算2000安打には「あまり意気込みがない。もっともっと打ちたい」と通過点にすぎない。世界一奪還、2000安打、そして「ワールドシリーズで優勝できるように頑張る」。全ての道筋を、しっかりと見据えている。 (大林 幹雄)

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2017年1月22日のニュース