ファンの要望に応えた 藤嶋「燃えよドラゴンズ!」熱唱

[ 2017年1月22日 06:50 ]

ブルペンで投げ込んだ藤嶋
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 初ブルペンと初リサイタルで魅せた!? 中日ドラフト5位の藤嶋健人投手(18=東邦)が21日、合同自主トレ後のナゴヤ球場でファンに初の生歌「燃えよドラゴンズ!」を披露した。

 近年恒例となった練習後の若手選手によるファンへのあいさつ。順番が回ってきた藤嶋はマイクを握って「東邦高校から来ました藤嶋です!これから一生懸命頑張っていきたいと思います!これで練習は終わりますが、何かリクエストはありますか?」と呼びかけた。無料開放された観客席には数百人の観衆。男性ファンから「歌って!燃えドラ!」と要望された。

 昨秋の指名あいさつで「お立ち台の生歌披露」を目標に掲げたこともあって特技=歌はファンの間では周知の事実。愛知県出身だけに動じることなく歌詞も見ず、「遠い夜空にこだまする〜♪」とワンコーラスを大声で歌い上げた。昨年12月には8本の歯を抜き、約100万円の費用をかけて歯列矯正中。固定したワイヤをキラリと光らせながらの熱唱だった。

 もちろん、ファンは大喜び。「声が響いて気持ちよかったです」と笑った。練習では初めて室内ブルペンへ入り、捕手を立たせて直球のみ30球を投げた。「緊張して自然に力みました」。マイクを持つのは緊張しないのか…。旺盛なサービス精神。度胸のよさは折り紙付きだ。(細川 真里)

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2017年1月22日のニュース