青木 WBC奪還キーマン「力を合わせれば必ずやれる」

[ 2017年1月1日 05:30 ]

アストロズの青木
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 2017年、侍大リーガーが世界一を目指す戦いに挑む。マリナーズからアストロズに移籍した青木宣親外野手(34)は、侍ジャパン、ア軍でともに優勝へのキーマンとして期待される。WBCでは侍ジャパンに06、09年の連覇の経験を伝え、大味な野球からの改革を目指すア軍にはつなぎ役として新風を吹き込む。

 2大会ぶりに参戦するWBC。各国の出場予定選手には大リーグの大物が名を連ねる。「そういうメンバーの中でも日本が勝ち上がれるように。力を合わせれば必ずやれる」。侍ジャパンの小久保監督から「中心選手」と大きな期待を寄せられる青木は力を込めた。

 青木加入は各国の大リーガーの情報をチーム内に伝えられるメリットもある。過去5年でナ・リーグ3年間(ブルワーズ2年、ジャイアンツ)、ア・リーグ2年間(ロイヤルズ、マ軍)とプレーしており「助言は結構できるんじゃないか」とこれまでの大リーグでの経験を還元する考えだ。

 日米通算1965安打で、節目の2000安打まで残り35本に迫る。ア軍は強打の外野手ベルトランを獲得し、厳しい定位置争いが待つが、今季はア・リーグ西地区のライバルとして数多く対戦しただけに「アストロズなら自分がフィットするんじゃないかと思った」。持ち味を発揮して2つの世界一を狙う。

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2017年1月1日のニュース