落合GMが中日退団へ 白井オーナー「長続きはしないだろうと…」

[ 2016年12月21日 05:31 ]

中日の落合GM
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 中日は20日、落合博満GM(63)が契約満了により来年1月末で退任すると発表した。佐々木崇夫球団社長が「正式に1月末で契約通り終了することになりました」と説明。今後については「球団としての関わりは切れます。名簿から消えます」と他の役職には就かず退団することを明かした。退団会見は行わない。

 落合GMは13年オフに就任し、選手の年俸抑制などに取り組んだ。しかし、チームは14年が4位、15年が5位で今季も19年ぶりの最下位と低迷。7月途中に自力優勝の可能性が消滅すると、8月で4年契約の3年目だった谷繁元信監督の事実上の解任に踏み切った。

 ドラフトなど編成面でも目立った成果が出ていなかったことから、一部からは落合GMの責任を問う声も上がっていた。佐々木社長は「黒子に徹して3年間きちんとやってもらった」と評価したが、一方で「短期的にみれば結果は伴っていなかった」とも話した。この日、退任を承認した球団取締役会に出席した白井文吾オーナーは「(谷繁)監督が若いので(GMを置いて)サポートが必要だと思った。批判的な人もいたので、長続きはしないだろうと見ていた。選手の処遇は非常に公平だった」と語った。

 落合GMは中日で監督を務めた8年間で4度のリーグ制覇。その手腕を買われ、球団初のGM職への就任を要請された。西山和夫球団代表によると、当面は後任のGMは置かないという。

 ◆落合 博満(おちあい・ひろみつ)1953年(昭28)12月9日、秋田県生まれの63歳。秋田工から東洋大を中退し、東芝府中を経て78年ドラフト3位でロッテ入団。82、85、86年に3冠王。87年に中日、93年オフにはFAで巨人移籍。97年から日本ハムでプレーし、98年に現役引退。04年に中日監督となり、4度のリーグ制覇。07年はリーグ2位からCSを突破して日本一。11年に退任。同年に野球殿堂入りし、13年オフに中日GM就任。1メートル77、82キロ。右投げ右打ち。

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