ロッテ石川 4年目球団最高1億3000万円 退団デスパえぐる

[ 2016年12月21日 05:30 ]

大幅アップに笑顔を見せる石川
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 ロッテの石川がZOZOマリンで契約更改交渉に臨み、5500万円増の年俸1億3000万円でサインした。球団では、東京ガスの先輩でもある小林雅英(現投手コーチ)の1億円を超える4年目最高年俸に「こんな金額もらっていいのかなという気もする。責任は出てくる」と話した。

 今季は14勝5敗。防御率2・16で最優秀防御率のタイトルを獲得し、田村とともに最優秀バッテリー賞も受賞した。球団史上初の3年連続2桁勝利を達成した右腕は、さらなる飛躍を求めて新球シュートに挑戦する。宝刀のシンカーを狙われる場面も多くなっており、投球の幅を広げるために「速い変化球、シュートが投げられればいい」と、来春キャンプで習得を目指す。

 この日、今季24本塁打を放った主砲のデスパイネの退団が球団から正式発表され、ソフトバンク入りは決定的な状況だ。「対戦したら抑えられるイメージはない」としながらも「当てるくらいのつもりで投げたい。内角を見せておいて(変化球勝負)という感じ」とイメージを広げた。デスパイネの巨体を新兵器「五右衛門シュート」でえぐる。 (渡辺 剛太)

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2016年12月21日のニュース