最下位にザンゲの思い込めて…中日・森監督 自腹シートを設置へ

[ 2016年11月27日 06:17 ]

中日「ファンフェスタ 2016」 ( 2016年11月26日    ナゴヤD )

ファンフェスタでサインしたシーズンシートの申し込みを掲げる中日の森監督
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 中日の森繁和監督(62)が26日、来季から新たにナゴヤドームのシーズンシートを購入して「森繁和シート(正式名称は未定)」を設置することを明かした。監督では球団初だという。

 「チケットを持っていながら、残念な一年を過ごさせてしまった。当然、監督になった以上はシートを買うつもりです。月々の給料から引いてもらいます」

 ドームでの「ファンフェスタ」の前に開催されたシーズン券チケットオーナー向けのイベントにサプライズで登場。そのまま調印式に臨むと、印鑑を周到に準備していた関係者に苦笑いしながらも、シーズンシート申込書に印鑑を押した。

 「取れても4席が最高だった」。指揮官がファンを招待するため購入したのは、一塁側ベンチ上内野席のルビーシート。1席あたり61万5500円で、指揮官の自腹は税込みで総額約250万円となる。「おみやげくらいは席に置いておける」と手土産のサービス付きであることも加えた。

 ファンフェスタのトークショーでは、来季、巨人との開幕戦(3月31日)についても言及。開幕投手については「横一線」とし、競争の激化を期待した。今季は19年ぶりの最下位という屈辱。「つまらない、さみしい思いをさせた。この悔しさは心のどこかに置いておき、来年必ずいい思いをさせます」と巻き返しを約束した。(細川 真里)

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2016年11月27日のニュース