ヤクルト 谷内、平井と野球教室 ロングティーで面目「今季2号」

[ 2016年11月27日 15:52 ]

野球教室で指導するヤクルト・谷内
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 ヤクルトの谷内亮太内野手、平井諒投手が27日、埼玉県上尾市内で行われた「第9回上尾球技業組合主催ヤクルト少年野球教室」に参加。上尾市、桶川市、伊奈町の26チーム約180人の小学生とふれあった。

 約3時間の野球教室の最後は打撃指導。ロングティーで一人3スイング、身ぶり手ぶりを交えて丁寧にアドバイスを送った。しかし最後に見本を見せることになった谷内だったが、3スイングで柵越えはならず。少年たちから「アンコール!柵越えするまで帰れないよ」との声を受けて、再び挑戦。6スイング目にしてようやく左翼席にたたき込むと、両手を高々と突き上げ満面の笑みだった。「飛ぶように」と普段の打撃フォームを捨てて挑んだ戦いでプロの面目を保ち、「今季2号です」と胸を張った。これにはこの日一番の拍手がわき起こった。

 「教えながら野球をやると、自分も再確認できることがある。こういう時間は僕にとって凄く大事です」と谷内。今季は死球で左尺骨骨折の重傷を負い、23試合の出場に止まった。「焦って復帰したが、練習量が足りなかった。秋季キャンプでいい形でランニングやトレーニングができたので、1シーズン戦える体をまずはつくりたい」とプロ5年目を迎える来季を見据えた。

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