大谷 プロ初100安打王手 「投手」翌日初のスタメンで2安打

[ 2016年9月23日 05:53 ]

<ソ・日>7回1死、大谷はバットを折られながらも右前打を放つ

パ・リーグ 日本ハム5―2ソフトバンク

(9月22日 ヤフオクD)
 投打で存在感を見せつけた。21日に先発で今季9勝目を挙げた日本ハム・大谷が「3番・DH」でスタメン出場。マルチ安打をマークし、プロ初のシーズン100安打に王手をかけた。

 前夜は「8番・投手」の「リアル二刀流」で出場し、112球を投げ8回1失点。首位浮上に大きく貢献したが「特に疲れはなかった。久々に110球を投げた割には体の疲労感もなく、うまく(試合に)入れた」。新人だった13年に登板翌日に野手として途中出場が2度あったが、スタメンは初だった。初回に武田の147キロをはじき返し左前打。1点リードの7回には左腕・森福の初球130キロにバットを折りながらも今季99安打目となる右前打を放ち、中田の一発につなげた。

 大谷は「あす(23日)の1打席目から打てるように準備したい」と気合十分だが、栗山監督は「負担をかけ過ぎた。今日(22日の起用)は限定的なもの」とし、23日の楽天戦(札幌ドーム)での打者起用には慎重だった。「二刀流」が最大限に力を発揮できる起用法を模索する。

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2016年9月23日のニュース